髙見くん 畳製作一級技能士への道 その2
一畳屋ホープ!!髙見 慎吾君の畳製作一級技能士への道その2でございます。
8月の試験に向けて着々と練習中の高見君。
3月から自主練も少しずつはじめ、早く終わった時は用事がない限り自主練をしていく努力家です。
普段の畳製作は、すべて機械で行っているので、
通常業務で手縫いする機会はほぼありません。
いつ手縫いの仕事がきても、お客様のご要望に応えられるように、
一畳屋では折を見て、手縫いの練習をして腕を磨いております。
一畳屋には、現在6人の一級技能士がいますが、京都で修業した、三男 喜三郎以外はすべて一畳屋に入ってから
技能士試験を取得しています。そのうち四人は一畳屋入社時、未経験者でした。
畳製作一級技能士は国家資格です。
一畳屋では資格取得の支援と指導も行っております。
資格取得後も年に何度かは、営業時間中に畳の手縫いの練習をします。
一畳屋の仕事は、畳・襖・障子・アミドの張替えです。
作業効率や、目先のことだけで考えると手縫いの練習は無駄なことかもしれません。
畳の部屋や、畳屋さんが減っていく中
一畳屋は、畳文化の啓蒙、畳製作技能の継承も我々の役割だと考えおります。
だからこそ一畳屋にとって、手縫いの練習は無駄なことではなく、大切なこと・続けていくべき事なのです。
手縫いの練習の思わぬ効能もあります、一針一針縫うことで、
職人たちの普段の仕事も丁寧になり、精度があがるなど、
一畳屋の合言葉「いい畳つくります!!」に役立っております!!
今年も7月8日に上通り びぷれす広場でイベントをやります。
今年の手縫い担当は髙見くんです。
お近くにお越しの際は、髙見君に声をかけてあげてください。
きっと励みになると思います。
イベント詳細は、後日またブログでご紹介いたします。