スタッフの一覧
ショウールームご来店時のお願い
坪井ショールーム担当長女光子です。
なかなか、涼しくならない熊本ですが、暦の上ではすっかり秋。
熱くも、寒くもないこの時期は、正月前の畳・襖替え・障子などの張替えが
最も多い時期でもあります。
襖・障子は乾かす時間が必要なため、2泊3日のお預かりさせていただくので
よく使う部屋は特に今の時期がおすすめです。
個人顧客中心の一畳屋では、ほとんどの場合
事前に、現場調査とお見積りをさせていただいております。
お見積り担当も、長女光子が兼務しているため、
予約なしでショールームに、来ていただくと
「外出中」のことが多くなることが予測されます。
誠に申し訳ございません。
ショールームは、大きな画面で施工事例が見れたり。
沢山の見本を見ることが出来たり、
ショールームだからこそのみどころもあります。
ショールーム来店希望のお客さまにはご予約にて対応させていただきます。
ご来店の際は、大変お手数ですが、事前予約のお電話をお願いいたします。
熊本県内 フリーダイヤル
0120-158-108
何卒よろしくおねがいいたします。
一畳屋
亀井 光子
美里町に行ってきました。その2
先日投稿した、フォレストアドベンチャー美里を無事にやり終え、
お昼ごはんを食べに やまめ茶屋さんにお邪魔しました。
美里町は、川の上流に位置するので
川魚料理が有名です。
こちらの他にも、やな場もあり、
フォレストアドベンチャーでの体験は、11時にコースをスタートし、
2時間の予定が、混雑していたので
終わったのは2時過ぎ(;゚Д゚)
やまめ茶屋さんへは2時半のラストオーダー少し過ぎてのの入店でしたが、
お食事をさせていただきました。ε-(´∀`*)ホッ
ヤマメ定食をいただきました。
塩焼きは、ふわふわとした触感、甘露煮は骨まで柔らかく煮てありどちらもとてもおいしかったです。
甘露煮は、ヤマメの南蛮漬けに変更できます。
ヤマメは、ご主人自ら養殖されています。
とっても新鮮です!!
だご汁もあっさりしていてだんごの硬さも私好みでした。
漬物、小鉢、ご飯全部おいしかったです!!
運動後、はらぺこ状態で行ったので特に美味しく感じました。
景色もすごく良かったので、思わず記念撮影。
昭和ピースで写真に納まっております。(n*´ω`*n)
紅葉時期景色はまた格別とのこと。
3333段の日本一の石段もあります。
食欲の秋、運動の秋を満たしに美里町はいかがでしょうか?
フォレストアドベンチャー美里に行ってきました。
今日は、熊本のおすすめスポットを紹介します。
ずっと行きたかったフォレストアドベンチャー美里に行ってきました。
フォレストアドベンチャー・美里は、
熊本県のほぼ中央に位置する熊本県美里町にあります。
九州自動車道、御船IC・松橋ICどちらかでも約40分!!
行くまでの、道のりも棚田や、森の中を通っていくので
良いドライブコースになってます。
美里町は、有名な通潤橋を筆頭に石橋が多く残っています。
修理中のところも多いですが、少し足を延ばしてみるのもおすすめです。
後ろに小さく見えているのが、ジップトリップ
湖の上を専用の器具をつけてわたります。
風の爽快感と、見たこともない景色、鳥になった気分が味わえます。
フォレストアドベンチャー美里は、
その名の通り森林を利用した巨大アスレチックです。
すごく怖そうに見えますが、安全器具を体に装着したうえで、
安全講習を全員がしっかり受けるので、途中で立ち往生してる人はいませんでした。
個人的に一番怖かったのは
13mから飛び降りる、ミノムシシュート
安全とわかっていても勇気がいります。
握力と脚力をかなり使います。
(高所恐怖症の方と、体力に自信のない方には厳しいかも・・・)
アクティビティ途中の写真は、携帯を落とすのが怖くて撮れませんでした(;^_^A
森林浴と、運動が一緒にできて、童心に戻れる楽しい施設です。
以下の利用条件があるのでお気をつけください。
小学4年生以上もしくは身長140cm以上、体重130kgまで
※保護者(18才以上の方)1名につき子供2名まで同伴可能です
アドベンチャー後は、施設から車で約15分に位置する、
道の駅美里「佐俣の湯」で汗を流してはいかがでしょうか?
無料の足湯もありました!
フォレストアドベンチャー美里のホームページはこちら
http://fa-misato.foret-aventure.jp/
「手床」に「板入れ」 畳の豆知識
こんにちは!!前回に引き続き 三男 喜三郎です。
「手床」・「板入れ」
畳屋さん以外の方には全くなじみのない言葉が、
題名に並んでいますね (;^_^A
「手床」は前回説明した通り
手で作った床の事です。
「板入れ」とは
「框」と呼ばれる縁のつかない側に
檜板を縫い付ける作業の事です。
これは、畳の角が丸くならないように補強するためにつけます。
前回の記事に書いた「手床」にも「板入れ」がしてありました。
本来、替えの際には、畳屋が再度寸法を合わせ、
板を動かないようにしめなおします。
片方の「手床」にはしめなおした跡がありましたが、
もう片方にはありませんでした。
手間が掛かる。「板入れ」を知らない、できないなどの理由で
畳屋さんの中には、この板を取り外してしまわれる方もいらっしゃるのです。
伝統的工法を受け継ぐという面では、非常に残念なことです。
今回見た、「手床」についていた板の縫い止め穴も 12個と、15個で
ちょっと少ないように思いました。
70年以上前の「手床」なのでこんなものなのかもしれません・・・
今回は、2件とも畳新調だったので、板入れすることはなかったので
参考までに、「板入れ」の写真です。
髙見君技能試験の時
一畳屋では年に数回、手縫板入れ実習を行っています。
今後も、畳の技能の伝承と継承にも力を入れていきたいです。(喜三郎)
「手床の畳」 畳職人の独り言
こんにちは! 三男 喜三郎です。
京都の畳修行から、熊本に帰省してはや10年
なかなか目にすることのなかった、「手床」の畳に
一週間で2件も出会いました。(;゚Д゚)
「手床」とは、文字通り 機械は使わず手で作った「藁床」の事です。
※床とは畳の土台です。現在は機械で作るので、手床はほぼないのです。。。
1件は雨漏りによる損傷が激しく、もう一軒も経年劣化により新調になりました。
どちらも築100年以上のお宅です。
床から帰るのはお客様が生まれて初めてとのこと
つまり、70年~100年前の「手床」ということになります。
現在の機械づくりの藁床の寿命は、だいたい30年~50年
そう考えると、手床の丈夫さがわかります。
熊本に帰って4000件以上の畳のお仕事をさせていただきましたが、
「手床」に出会ったのは5件です。
とっても貴重なとこなのです。
【京都では4年間でもっと多くの「手床」に出会いました((笑))】
私たちの祖父にあたる2代目 亀井 重男は「手床」を作っていたそうです。
3代目の父 亀井 伸生「畳屋」になるころには、
機械化と分業が進み、機械で作った床を仕入れるようになり、
私たちは手床は作れません。
伝統工法が失われていく怖さと、寂しさを感じます。
畳の手縫いがそうならないように技術を伝承していきたいです。
次回は、板入れ畳について書きたいと思います。
中学生の職場体験
こんにちは!一畳屋長女です。
今年も、職場体験に地元合志から中学生が来てくれました。
今年は2校です。
毎年、一畳屋での職場体験は、掃除、網戸はがしなども経験してもらいますが、
メインは、寝茣蓙を1枚手縫いで仕上げるという体験をしてもらっています。
出来上がった寝茣蓙は持ち帰ってもらっています。
自分で使う子もいれば、
両親や、祖父母のだれかにプレゼントする子もいます。
寝茣蓙の手縫いを通して、畳の香りや感触に触れ
畳好きな人が一人でも増えてくれると嬉しいです。
中学生の職場体験受け入れももうすぐ10年成人した彼らに
声をかけられることも、ちらほら
感慨深いですよね(^^)
畳を通してこれからも地域貢献していきたいと思います。
花鳥風月 「花」と社長の趣味
社長である、亀井伸生氏ここ数年時間に余裕ができ、趣味を見つけようといろんなことに挑戦中です。
先日は、急にビートルズのCDを引っ張り出し聞いてたかと思うと、野草の本を眺めたり。
昨年始めた趣味の一つは写真。(かなり不定期なので趣味になりかけといったところでしょうか?)
花鳥風月でいうところの「花」をめでる段階なのか、お花の写真が多いです。
昨年6月は母を引き連れ玉名の「高瀬しょうぶ祭り」で、写真撮影!!
夏は、暑すぎて外になかなか出れなかったようですが、もうすぐ季節は秋!!
「芸術の秋」「スポーツの秋」とも言います。
娘としては健康面も考えると、写真か散歩あたりを趣味にしていただくと嬉しいです。(^^)
一畳屋の歌 全歌詞公開
実は、一畳屋にはテーマソングがあります!!
熊本ローカルでCMと お天気フィラー(天気予報のバックで流れる企業CM)を流しています。
お天気フィラーは約45秒あり、せっかくなら一畳屋のことを覚えてもらいやすいように歌を作ろう!!!
という流れに。
兄弟4人 1人1曲づつスマホに自作の鼻歌を録音(誰一人楽器が出来ないので全員鼻歌)
真面目に作っているのになぜか笑える?!試聴会を経て長男慎一郎が作った歌に決定。
安くやっていただけるところを探し、編曲、演奏、歌入れをお願いいたしました。
現在、RKK あさチャン 火曜日 6:30~7:00の間のお天気フィラーにて放映中です。
気になる方は、是非!!ご覧ください。(熊本県内限定です)
髙見君の畳製作1級技能試験
入社7年目 高見君いよいよ8月16日に畳製作1級技能士の試験を受験しました。
一畳屋には畳製作技能士が6人いますが、受験前に最も練習したのは今回受験した髙見君だと思います。
師匠の喜三郎さんからは、少しダメ出しもありましたが、期待しているからこその愛ある言葉です。
きっと合格しているはず!!
髙見くんが合格すれば、一畳屋の畳部は全員畳製作1級技能士になります。
資格取得は、目標ではなく通過点です。
その資格に恥じぬよう、今後も一畳屋一同仕事に磨きをかけていきたいと思います。
八代産地研修 その2
2日目の作業は、早朝5時乾燥が仕上がったイグサの袋詰め作業からはじまりました。
お母さまが、乾燥したイ草を、8束づつ下で作業するご主人に渡します。
渡されたイグサは、機械で揺らされ余分な泥を落とし、ひとまとめに結束され
袋詰めされます。 袋詰めと積み込みのお手伝いをさせていただきました。
(ねずみ男のような完全防備で作業する、長女(;^_^A )
ここで畳表ができるまでの作業のおさらい
(刈り取られた後、気持ちよさそうに水浴びするイ草)
刈り取りを終えた草は、コンテナに積まれ、熱で蒸れて変色したりしおれたりするのを防ぐため
水をしっかりかけて冷やします。
その後、畳表のために配合された天然染土で泥染めします。
(以前は着色されることもあったそうですが、現在熊本県産の畳表は無着色のものがほとんどです。)
(泥染めは、イ草の傷防止、均一に乾燥させる、色を均一に仕上げるなどの効果があります)
そのあと乾燥機で68℃から60℃まで温度を下げながら16~17時間かけて低温乾燥していきます。
(温度や、乾燥時間は天候や気温で少しずつ調整をしながら行う数です。)
乾燥作業も中国産と国産表に差がつくところで、海を渡る中国産は高温短時間で乾燥させるので表皮が
もろくなり、見た目はあまり変わらなくても耐久性で差が付きます。
30年前、泥染めは田んぼで、乾燥は天日乾燥でした。
機械化で便利になった分、機械購入システム導入には資金がかかるようになり、
ハーベスター、乾燥機、など大型の機械が壊れる時がイグサ農家さんのやめる時期になっているようです。
イ草農家さんがいなくなれば、我々の仕事は続けられません、日本の文化「畳」を次世代に伝えていくため、
業界を挙げて、頑張らねばならないと決意を新たにしました!!
今日はこの辺で、次回につづく・・・
八代にイ草の刈り取り研修に行ってきます。
明日から3日間八代に、勉強会とイ草狩刈り取り研修に行ってきます。
今年のイ草の出来や、台風の影響など生の情報を収集したいと思います。
一畳屋の私以外の社員はすでに体験済み。
なかなか、刈り取り期間に、時間をとることができず、
行きそこなっていましたが、ようやくいけます!!
1日目 日中日の高い間は作業ができないので、昼間は勉強会夕方から、刈り取り作業
2日目は 早朝から刈り取り作業を体験いたします。
農繁期に、畳業界のためならと受け入れてくださる農家さんに深く感謝いたします。
作業は、もちろん真剣かつ、一生懸命に臨みますが、
1日だけの作業に入るということは、農家さんには本来負担でしかないはず、
農家さんの畳表を作る姿勢や、八代産畳表の良さをお客様へ伝えることで、この恩に報いていきたいと思います。
後日体験報告もブログでご紹介させていただきます。
以上決意表明でした。(^^)光子
一枚のはがきから お客様の声番外編
最近は一日おきにアップしているお客様の声
アンケートを送ってくださった皆様、誠にありがとうございます。
お客様の声が、一畳屋スタッフの仕事のやりがいにつながっております。
アンケートはがきをお客様にお願いするようになったのは2013年今から4年前のことです。
始めた当初は、はがきの返信率も低く、週に2~3通をブログに掲載しておりました。
仕事に追われお客様の声をアップできてない時期もあり、今掲載しているのが、
平成26年の8月。
1回15枚ずつに変えましたが、
最新はがきを掲載するにはもう少し時間がかかりそうです(;^ω^)
ホームページへの掲載こそ追いついておりませんが、
毎日届くお客様の声(アンケートはがき)は、社員全員が必ず一読しております。
しっかりお客様の声は届いておりますのでご安心ください。
お客様が書いてくださるメッセージの99%は良いご意見ですが、
お客様のアンケートの中で不満や、この部分が気になるなど疑問・質問の内容もあります。
そのような記載がある場合は早急に対応させていただいておりますので、
少しでも気になることがありましたらお気軽にアンケートにご記入ください。
電話をいただいた場合も、同様に対応いたしますのでこちらもあわせてご利用ください。
畳の拭き上げをする際に、新品のタオルだと、
静電気でタオルの繊維が付きやすかったり、汚れが取れにくかったりするので
以前はお客様のお宅で古いタオルをお借りして拭き上げておりました。
「畳の仕上げふきの、ぞうきんは、用意してあるといいと思いました」
このアドバイスにより、社内でいろいろ案を出し合った結果、
昨年から古いタオルはお借りするかわりに、新しいタオルをプレゼントするようになりました。
このように客様の声に励まされ、少しずつかもしれませんが私達も成長しております。
2013年は年間1136件だった個人のお客様の施工件数は年々増加し、
2016年は地震の影響もありましたが、年間1807件のお客様とご縁をいただきました。
これからもアンケートのご意見を生かし、より満足いただけるよう、
変化しながら「日本一お客様に安心していただける畳店」を目指し努力していきます。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(光子)
髙見くん 畳製作一級技能士への道 その2
一畳屋ホープ!!髙見 慎吾君の畳製作一級技能士への道その2でございます。
8月の試験に向けて着々と練習中の高見君。
3月から自主練も少しずつはじめ、早く終わった時は用事がない限り自主練をしていく努力家です。
普段の畳製作は、すべて機械で行っているので、
通常業務で手縫いする機会はほぼありません。
いつ手縫いの仕事がきても、お客様のご要望に応えられるように、
一畳屋では折を見て、手縫いの練習をして腕を磨いております。
一畳屋には、現在6人の一級技能士がいますが、京都で修業した、三男 喜三郎以外はすべて一畳屋に入ってから
技能士試験を取得しています。そのうち四人は一畳屋入社時、未経験者でした。
畳製作一級技能士は国家資格です。
一畳屋では資格取得の支援と指導も行っております。
資格取得後も年に何度かは、営業時間中に畳の手縫いの練習をします。
一畳屋の仕事は、畳・襖・障子・アミドの張替えです。
作業効率や、目先のことだけで考えると手縫いの練習は無駄なことかもしれません。
畳の部屋や、畳屋さんが減っていく中
一畳屋は、畳文化の啓蒙、畳製作技能の継承も我々の役割だと考えおります。
だからこそ一畳屋にとって、手縫いの練習は無駄なことではなく、大切なこと・続けていくべき事なのです。
手縫いの練習の思わぬ効能もあります、一針一針縫うことで、
職人たちの普段の仕事も丁寧になり、精度があがるなど、
一畳屋の合言葉「いい畳つくります!!」に役立っております!!
今年も7月8日に上通り びぷれす広場でイベントをやります。
今年の手縫い担当は髙見くんです。
お近くにお越しの際は、髙見君に声をかけてあげてください。
きっと励みになると思います。
イベント詳細は、後日またブログでご紹介いたします。