熊本市北区兔谷 N様邸
8畳2間の畳表替えをさせていただきました。
畳・・・特選
畳縁・・・HANA香織5
オプション・・・畳殺菌乾燥+防虫シート加工
国産表で長く心地よく使っていただけると思います。
8畳2間の畳表替えをさせていただきました。
畳・・・特選
畳縁・・・HANA香織5
オプション・・・畳殺菌乾燥+防虫シート加工
国産表で長く心地よく使っていただけると思います。
先週の土曜、イグサ農家さんで畳表の製織体験をしてきました。
畳の材料畳表は、畳屋さんが作る物、と思ってらっしゃる方も多いかもしれませんが、
農家さんがいぐさの収穫から、泥染め、乾燥、
製織、つまり畳表に織り上げるまでを一手に引き受けてくださっています。
いぐさは、収穫したあと、泥染め、乾燥し上の写真のような形で保存されます。
いぐさを織る前に、製織の際にいぐさが折れてしまわないように適度に加湿します。
機械で長さを選別した後、焼けや、折れがないか人の目で確かめ、
長さをそろえ、織機にかけます。
織機には、人が付きっきりで、機械に異常はないか、きちんと織れているかなどをチェックします。1日で織れる畳表は、10枚程度です。高級品になると、1日4枚程度しか織り上がりません。
中国産の畳表などに押され価格が下がり、熊本のいぐさ農家さんは10年前の半分以下に減ってしまいました。
以前、大手着物メーカーの社長の公演を聞いた際「伝統産業は産地と市場両方作っていかないと無くなってしまう」という言葉が、私の胸の中にはずっとあります。
お客様に喜ばれるのはもちろんですが、いぐさ農家さんも喜んでいぐさを作り、後継者に安心して継承していけるようにしていきたいと改めて思いました。
この研修会には全国の畳屋さんと産地の農家さん、問屋さんが参加しております。そこには、畳を愛する熱い仲間がたくさんいました。
一畳屋だけで、これをやるのは無理かもしれませんが、全国の仲間たちと共にいぐさの産地を盛り上げていきたいと思いました。(光)
洋間の畳新調工事をさせていただきました。
畳新調・・・すこやか+うす床
畳縁・・・コンフォート502
洋間に畳を敷き詰めました。
隙間には木枠をはめ厚みも敷居に合わせ、部屋に綺麗に敷き込みました。
ご依頼ありがとうございました。
6畳間の畳新調工事をさせていただきました。
畳新調・・・一畳屋+本ワラ床
畳縁・・・HANA香織6
畳床が傷んでおり畳を新調させていただきました。わら床の踏み心地を気に入っていただきました。
ご依頼ありがとうございました。
昨日のブログをご覧になった方は、少しばかり重複する内容で失礼いたします。
一畳屋には、4人の畳1級技能士がいたのですが、昨年さらに2人が合格し、畳1級技能士は合計6人になりました。
畳一級技能士の試験は、実技と筆記があり実務経験7年以上の畳職人に受験資格が与えられる、国家資格です。
品質向上のためと、従業員のモチベーションアップのため一畳屋では、畳一級技能士の資格取得支援をしています。
畳技能試験は、5時間半で、床切りから縁の縫付けまで1枚の畳を5時間半で仕上げるというものです。最近では、畳屋といっても機械で生産するのが主流で手縫いで畳を作ることはほとんどありません。
しかし、より良い畳の仕上がりを追及するうえで、筆記試験の勉強や、畳を手で一枚仕上げるという練習はとても良い機会になったと思います。
一級技能士をとったことで、本人たちにも自身が付き、仕事に対する態度にも一段と磨きがかかったと思います。
畳歴40年を超える社長の弁を借りると「一級技能士をとってからがスタートのようなもんだ」ということなので、おごらず今後ともお客様のために精進していきたいと思っております。