釣耕園・音楽・蛍
昨晩、西区島崎の釣耕園(ちょうこうえん)に行ってきました。
釣耕園は江戸中期に細川藩によって作られたお茶屋(別荘)です。漢詩人の米田波門がその景観を「雲を耕し月を釣る(釣月耕雲)」と詠んだことから釣耕園と名付けられたそうです。
その釣耕園で【水と緑と蛍の音楽会】が開かれました。
竹灯篭が幻想的でオカリナ・尺八・フルートが奏でる音がまた違って聞こえました。
オカリナ奏者の村上憲二さん。自分で作って自分で演奏のオカリナ歴48年の森のくまさんだそうです。トークの軽快さとオカリナの繊細さのギャップが印象的でした。
尺八の長谷川眩山先生。宵闇に尺八の音、上下黒の出で立ちに当たりが荘厳な雰囲気に包まれました。
オカリナ奏者の村上晴子さん。結婚式でよく聞く讃美歌を演奏してくれました。暗闇のなか日本庭園に讃美歌が響き渡りましたが、非常にいいものでした。
最後に蛍が舞うのを見て帰途につきました。雨も降らず良い夜でした。(慎)