ゴールデンウィーク休業のお知らせ
このたびは、弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
誠に勝手ながら下記の通り、ゴールデンウイーク休業とさせていただきます。
4月29日、30日 休業
5月1日~3日 通常営業
5月4日~7日 休業
5月8日 より通常営業
休業日でも、電話でのご予約、お問い合わせなどはうけたまわっておりますのでお気軽にお電話ください。
(期間中メールでのお問い合わせは、返信が遅くなります、ご了承下さいませ。)
熊本県内から電話される場合
TEL:0120-158-108
熊本県以外からお電話される場合
TEL:096-343-3351
ショールームのお披露目と社内懇親会をしました。
ショールームと自宅の新築のお披露目を一畳屋従業員にしました。
パートの田中さんよりおめでたいという縁起物「鯛の陶器」をいただきました。
陶器の下は、畳表の歯切れを飾りとして使っています。
いろんな部屋を見て回りましたが、一畳屋の職人たちが一番気になるのはやはり畳の仕上がり。(^^)
畳談議が始まります。旅行に行ってもご飯を食べに行っても畳、襖、建具などはついつい見てしまいますね。
趣味や好みは、いろいろ違う一畳屋メンバーですが畳への愛情は共通です!!
一番盛り上がる話題はやはり「畳のこと」ですから(笑)
合志市栄工場、本社ショールーム、水前寺店と3店舗になってからなかなか話す機会も少なくなってしまったメンバーとも
この日はゆっくりお話しすることが出来ました。
社内でしっかりコミュニケーションをとって、お客様へのより良いサービスにつなげていきたいと思います。
畳の手縫い
昔は手縫いが主流だった畳替えも機械化が進み、現在は、ほとんどの畳屋さんで機械縫いです。
畳の手縫いをする機会は技能士試験や、技能競技会の時ぐらいで、手縫いを一度もしたことないという畳職人も珍しくなりました。
一畳屋では、畳文化の伝承と継承、技術向上のため、折を見て畳の手縫いを行っております。
一枚全部手縫いすることもあれば、部分的に手縫いを行うこともあります。
この日は3人が、畳の框にプラスチック製のコーナーを縫い付けています。
この作業は、板入れ畳の代用です。
板入れ畳とは、畳の短辺に板を縫い込んだ畳のことです。
昔ながらの畳床は稲藁で出来ております(現在は建材床が多い)。
この畳床を弓なりに反らして畳の表を一杯に引っ張って縫いつけます。
そうすると畳の角【框(かまち)といいます】に当たる部分にかなりの力が加わり、
徐々に角が丸くなってきたり、丈【長さ】が縮んできたりします。
このことを「滅入る」と言います。
滅入りを防ぎいつまでも角の立った美しい畳を保つために、畳床の端に板を縫い込む作業を行います。
この作業を行った畳を、板入れ畳と言うのです。
板入れ作業は大変な労力と時間を要する作業ですので、基本をみっちりと学んだ本当の畳作りを知っている職人でないと作ることが出来ません。
また時間も掛かりますので工賃も相当高価となります。
プラスチック製のコーナーを縫い付けることで、「板入れ畳」程ではないかもしれませんが、
畳の角が立った隙間の少ない美しい畳に仕上がります。
一畳屋では、商品ランク「さくら」以上のクラスの畳替えの際は必ずこのひと手間を加えております。
橋本さんは畳一級技能士、一畳屋で一番長い畳歴を誇る職人さんです。
写真手前は高見君さん一畳屋一番の若手、今年畳一級技能士を受験します。
高見さんが合格すると一畳屋の畳一級技能士は7人目。
全国的にも一番多いほうではないかと思います。
お客様が、日本一安心していただける畳屋になるために、
資格があることに慢心せず、今後とも技術の向上に努めていきたいと思います。
畳のお手入れ方法
先日「畳について知りたい、聞きたいことは何ですか?」というアンケートを実施いたしました。
その回答で多かったものを少しずつブログでご紹介していきたいと思います。
今日はその中から、「畳のお手入れ方法」について書きたいと思います。
風とおし
畳には湿度を整える効果があります。イグサの畳表と藁床の組み合わせだと6帖で約3Lの水分を吸ったり吐いたりして調整してくれます。
だからこそ、湿気がこもらないように風通ししてあげることが大切です。
お掃除
ほうきで掃くとき時、掃除機をかける時は、畳の目に沿うように行ないましょう。
目に逆らってしまうと表面が傷つき、畳が早く痛む原因にもなります。
掃除機はあまり力を入れず軽くかけるようにしましょう。
より細かい埃を取るには、湿らせた新聞紙を固く絞って細かく裂き畳の上に撒いたら、あとはほうきで掃くだけ。
部屋のすみっこにも撒いてください。新聞紙が埃をからめとってくれます。
新聞紙の代わりに茶殻を使うと、ほのかにお茶の香りもするのでお勧めです。
新聞紙、茶殻を利用したお掃除は、天気が良く乾燥した日に行ってください。
畳があまりに湿ると、カビの原因になってしまうこともあります。
畳を拭くときは基本的には乾拭きでお願いいたします。
湿気の多い日などに乾拭きすると畳の湿気がタオルに移り、畳がさらっと心地よくなるのでお勧めです。
濡れ雑巾を使う場合は、固く絞ってください。こちらも天気が良く乾燥した日に行ってください。
理由は、新聞紙を使ったお掃除と同様です。
普段の拭き掃除には、ダスキンや、乾いた布をつけられるモップを使うと簡単です。
畳に関する質問お問い合わせがありましたら、お気軽にご連絡ください(^^)
畳のショールームで ミニ畳作り体験!!
一畳屋では、畳文化の啓蒙活動の一環として。ミニ畳作り体験の受け入れをしております。
熊本県国際観光コンベンション協会の「まち咲案内人」でもあります。
「まち咲案内人」はミニ畳作り以外も、からしレンコンづくりや、ガラス工芸など様々なプログラムがあるので一見の価値があります!!
詳細はこちらをクリックしてください。
http://www.kumamoto-icb.or.jp/map/pub/detail.aspx?c_id=13&id=183&pg=1&mst=26
本日ミニ畳作りを体験されるのは、ドイツから来熊の若いご夫婦!!
片言の英語と、ジェスチャー・情熱で教えます(^^)
正座が苦手な外国人の方も、弊社のオリジナルあぐら畳で、足もしびれません♫
赤ちゃんが泣きだすなど、ハプニングなどもありましたが、1時間ほどで完成(満面の笑み)
茶室で記念撮影
大変喜んでいただいたので私たちもすごくうれしかったです。
ミニ畳作り体験のお申し込みは随時受け付けておりますが、前日までに予約をお願いいたします。
予約状況により、お受けできないこともございますのでお早めにお問い合わせいただくことをお勧めいたします。
お問い合わせ電話番号 096-348-3176
担当:平島 光子
ショールームのチラシが出来ました。
ショールームOPENのチラシが完成いたしました!!
畳専門のショールームとありますが、
ショールームには襖の見本も多数取り揃えております。
通常のお見積りでは、お客様のお家にお伺いし、お見積りさせていただきます。
その際、襖は5種類の見本張を持参し、約150種類の柄からお選びいただけますし
使用する畳表もチラシに掲載しているものはカット見本をすべてお持ちいたしますので、見て触れて商品をお選びいただけます。
しかし、もっとたくさんの中から選びたい!!家にいきなり来てもらうのはちょっと!!という方は
是非一度ショールームにご来店下さい。
お客様のご要望をしっかりお伺いして、畳・襖・選びのお手伝いをさせていただきます。
こちらのショールームは、新築をお考えのお客様にもお勧めです。
畳のショールームでは、畳の部屋の、メリット、デメリット、普段のお手入れ方法や、
和室の活用法などいろいろな情報を発信しております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
(光子)
店休日のお知らせ
店休日のお知らせ
4月15日 土曜日と 4月16日 日曜日は
誠に勝手ながら、栄工場・坪井ショールーム・水前寺店ともにお休みをいただきます。
お電話のお問い合わせには対応しておりますので、質問やご予約のお電話は
お気軽ご連絡下さい。
メールでのお問い合わせの返信は月曜以降になります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
熊本市新屋敷 U様邸
畳新調・・・古都+藁床
縁・・・綿べり 金栗
藁床の柔らかな足の踏み触りと、畳表・古都は抹茶のような柔らかな香りで客間を彩ります。
綿のヘリは、テカリがなくお部屋を落ち着いた雰囲気にします。
生産者のこだわり橋口さんその2
昨日の続き、極み・古都の生産者橋口さんの畳表づくりのこだわりその2
橋口さんの目指す畳表とは
青すぎない畳表、肌なじみの良い畳表、イ切れが少なく色もそろったものでこれを実現させるために様々な工夫をしておられます。
通常畳表は、6・7月に草を刈り取り泥染め乾燥、その年の10月には長さや色で選別し織り始めます。いわゆる新草です。
新草は、新草の良さもあるのですが、前述したこだわりから、橋口さんは乾燥させたイグサをまず原草の状態で1年保管します。
通常新草は、青々しくきれいなのですが、畳表としておられた跡や、エンドユーザーの下で畳になった後予想外の色の変化をすることがあります。
しかし、新草では織らない橋口さんの畳表にはそれがほとんどありません、一年置くということは選別により製品として集荷できる畳表は少なくなるはずです。
さらに、極み 古都で使用するような草は、もう一年寝かせてからしか製織には入らないので、織り出すまでに計二年、
苗から畳表になるまでに最低四年を要しています。
このクラスのイグサは一反の畑から作れるのはよくて30枚程度非常に希少価値の高い商品です。
製織も通常1日1台の織機で10枚ほど織れるのですが、極み・古都の表は1日に2~3枚です。
それでも、橋口さんが畳表を作り続けていけるのは、橋口さんが畳表が大好きだということと、長年の経験により、毎年素晴らしいイグサを作れるということ
橋口さんはイグサの田んぼを一日3回見に行きます。週に1度しか見に行かない農家さんもいます。
細かな変化にも対応し作っている、橋口さんのイグサの田んぼはいつも青く輝いています。
まばらな変色を防ぐための温度管理、湿度管理も徹底されています。
この日は雨、作業所の湿度は40%前後に保つため3台の除湿器がフル稼働温度も低すぎるといけないそうでストーブがたかれていました。
外の天気、気温、湿度を見ながら、室内の環境を微調整するそうです。
エアコン完備のこの部屋は、出来上がった畳表を保管する部屋です。
こちらも湿度40%以下お客様の下に旅立つ畳表を大切に扱っておられます。
真剣に橋口さんの話を聞く長女(^^)橋口さん長時間のインタビューにご対応いただきありがとうございました。
これが一畳屋のラインナップ、極み 古都の畳表の作り方です。
材料の素材の良さもさることながら、一畳屋でも橋口さんのこだわりに負けぬよう一畳屋の畳一級技能士たちが丁寧に仕上がます。
値段は、ほかの商品と比べて高価ですが、その価値はそれ以上だと自負しております。
一畳屋のラインナップの中で、こだわりの商品群は、畳表生産者・畳職人のこだわりが詰まった大変希少価値の高い商品です。
最高の和室を作りたいお客様は、ショールームもございますので、機会があればぜひ一度ご覧ください。
一畳屋のラインナップで、おすすめの商品群もそれぞれの農家さんのこだわりが詰まっている、一畳屋が厳選した商品です。
各農家さんが作ったイグサの一番草で織っていただいた商品です。是非、見て・触ってお確かめください。