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農家さんのいぐさ作り・畳表へのこだわりを再度確認!

ショールームオープンを前に、自社で取り扱っている畳表のことを学ぶため八代に行っていました。
突然の訪問にもかかわらず3件の農家さんにお話を聞くことができました。

その中から、今日は橋口さんご夫婦の畳表づくりこだわりをご紹介したいと思います。

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橋口さんの畳表は、全国の畳屋さんの中ではかなり有名です。
何度も畳表部門で農林水産大臣賞を受賞し、そのお畳表は首相官邸をはじめ迎賓館永平寺などにも採用されている
農家・生産者・問屋畳など、畳のプロ誰もが認めるプロフェッショナルです。

一畳屋のこだわり品 古都極みは橋口さんの一番良い品質のものを使用した商品です。
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極みは畳の最高品に使用される本ダブル仕上げ、本ダブルとは、麻糸2本を縦糸に畳表を織り上げたもの、強い縦糸を使うのは畳表を十分に打ち込むためであり
その重量は1枚、約3kg!!縦糸が強いため、それに負けないイグサを使わなければ、価値が出ないと橋口さんはおっしゃいます。

使用する草の長さは4尺8寸 優良農家さんの一番長い草で4尺5寸程なので、手で振っておれないイグサをこの長さに仕上げるのはまさに規格外です!!
本ダブルは、畳表の選別から、仕上げまで最高品質のものなのですごく気を使って織り上げるそうです。
この商品はオーダー品なので、注文があってから製織に入りますので2週間から1か月ほど施工までにお時間がかかります。

古都は麻綿ダブル仕上げ経糸が麻と綿の両方で織られている畳表。耐久性のある高級品です。使用する草の長さは4尺7寸極みに使う畳表と同じように育て管理された畳表
仕上がりもとてもきれいです。ある意味高級ですが、お値打ち品です。

こちらも商品はオーダー品なので、注文があってから製織に入りますので2週間から1か月ほど施工までにお時間がかかります。

このクラスになると畳表の力が強すぎて、土台の床が薄かったり、弱ってたりすると使用できない場合がございます。
必ず事前に現場調査をさせて下さい。よろしくお願いいたします。

橋口さんのこだわりはこれだけではありません。
続きはまた明日書きたいと思います。