縁無し畳の広間の表替えをさせていただきました。
縁無し畳。琉球畳という呼び方のほうが馴染み深いでしょうか。
ここ10年ぐらいで、琉球畳のお部屋も増えてきました。
10年ほど前に新調で入れさせていただいた、縁無し畳の広間の表替えをさせていただくことになりました。
施工前がこちら、国産の畳表を使用されていたのでまだ、きれいな状態でしたが、10年というタイミングで
表替えをすることに決めた!!ということでした。
互い違いに敷くことで、同じ種類の畳表を使っても、光の加減によって市松模様が浮かび上がるのが
琉球畳の特徴です。
モダンな雰囲気と、縁つき畳に比べ広く見えるのが琉球畳の良さだと思います。
施工後の写真はこちら【光の加減でこちらはあまり市松模様が目立ませんね(;^ω^)】
今回も、長く使える国産の畳表をお選びいただきました。
「いぐさの香りと仕上がり」を喜んでいただけたので、こちらまでうれしくなりました。
ありがとうございました。
琉球畳にもデメリットはあります。
畳表を折り曲げるので縁つき畳に比べ、施工時間が3倍ほど長くかかります。
通常、弊社で表替えをする場合、朝引き取りの当日納品ですが、
縁無し畳の場合は、最低一日はお預かりさせていただいております。
手間がかかる分、コストも高くなってしまいます。
コストに見合う仕事を心がけ、新調同様に仕上がるよう、最善を尽くさせていただきます。
琉球畳か、縁付きか?畳表は何を使うのか、畳といえど選択肢は多岐にわたります。
お部屋と、使用用途に合わせた畳選びが重要です。
そのためのアドバイスも、畳の相談窓口「一畳屋坪井ショールームで」受け付けておりますので、
お気軽にお立ち寄りください。(相談だけでも、もちろん歓迎!!です。)
畳が好きなので、畳に興味を持っていただけるだけでもうれしいのです。
ショールームでお持ちしております。(光子)
この記事をシェアする