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梅雨入りしました。畳のカビにご注意ください!!

ブログを読んでいただきありがとうございます。
梅雨入りしましたね。今年は例年より二十日ほど早いようです。

※カビの発生条件は、温度・湿度・養分の条件が揃うと発生しやすくなります。
特に温度と湿度が重要な要素となります。
室温20度から30度 湿度75%以上で繁殖しやすくなります。

コントロールしやすい湿度を60%以下に保つようにしてください。

畳のカビの予防方法

1.雨の日、雨が降った前後の日は除湿器、エアコンなどを使い除湿してください。
(除湿は日中、できれば1日中がカビ予防効果が高まります。)

2.洗濯物の部屋干しは避けてください。

3.畳の上に、絨毯、カーペットは敷かないでください。

4.晴れがつづき乾燥した日に換気してください。
(雨の日、梅雨の晴れ間などは湿度が高いので逆効果です。閉め切って除湿に専念してください。)

5.畳の部屋を使って下さい。掃除はこまめに乾拭きが一番です。
(人が歩いたところや、いつも使っている場所はカビが生えづらくなります。逆にタンスの裏や、テレビの裏ベットの下などはカビが生えやすくなります。お気を付けください。)

「カビが生えてしまったらどうしたらよいですか??」

そんな質問が増えるのもこの時期です。

カビの除去方法を簡単コースとしっかりコースでご案内いたします。

カビ撃退の鍵は、和室でも殺菌・除菌です!!

簡単コース、しっかりコース共通

【準備】
しっかり換気しながら作業して下さい。
窓を開け、風通しをよくします。

ゴム手袋
洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。

マスク
マスクをつけます。

簡単コース

1)99.9%除菌と書いてある除菌シートを使い、カビの緑色がつかなくなるまでしっかり拭いて
風を通して下さい。
カビが生えてる場所が狭い場合おすすめです。

2)バケツ1杯の水にキャップ1杯の漂白剤を入れぞうきんを浸し固く絞ります。
汚れたら、こまめに面を変えながら、ぞうきんの綺麗な面で畳を拭き上げます。
低コストでお掃除出来ますが、匂いがしばらく残ります。

しっかりコース
【用具】
スプレー式容器・小分け容器・ブラシ・ぞうきん・ゴム手袋・マスク

【薬剤】
消毒用アルコール(エタノール75~80%濃度のもの)

畳に緑色または、白っぽいカビが生えている場合の方法です。

1消毒用アルコール(エタノール)をスプレー式容器に入れて、カビ全体に吹きつけます。そのまま15分ほど放置します。

2小分け容器に入れた消毒用アルコールに浸したブラシで、畳の目に沿って、カビをかき出します。

3かき出したカビをすくって、小分け容器に入れた消毒用アルコールの中で洗います。

洗剤を使用する場合は、ゴム手袋をはめます。液がたれないよう端の部分を少し折り返します。
4畳についているカビが取れるまで、(2)と(3)を繰り返します。

アドバイス
小分け容器に入れた消毒用アルコール中で、ブラシを洗いながら行います。汚れたエタノール液は、何度か交換してください。

消毒用アルコール(エタノール)をスプレー式容器に入れて、カビ全体に吹きつけます。そのまま15分ほど放置します。
5消毒用アルコールを吹きつけながら、乾いたぞうきんで、畳の目に沿って拭きます。

6よく乾燥させます。

アドバイス
生えてしまったカビを取り除くのは、結構大変ですよね(^_^;)
簡単な方法で予防出来ますので、畳を変えてから2年間の梅雨入り~10月(台風が収まるまで)はご注意下さい。
よく使う部屋は、カビが生えにくくなります。畳が新しい時は特にみんなで和室を使って下さい^^
よろしくお願いします。