改善。
一畳屋では畳を流れ作業で作っています。
それぞれの工程で的確な作業を効率的に行うため日々工夫を凝らしている次第です。
先日畳の機械を入れ替えたのを機会に改めて今の作業を一から見直しました。
そしてこんなものを作りました。
いつかのブログで畳補修のことを紹介しましたが、その工程で使うものです。
台の上には金定規・タッカーの針などが置けるようになっています。側面には包丁が差し込めるようになっています。さらにキャスターが付いていて自分の手元に置いて作業が出来ます。
中央には補修用の畳表が本間用・五八用に分けて立っていて、隣には紙コーナー・プラコーナーも立っています。以前は後ろの台に置いていて毎度毎度振り返って作業していましたが、一回の作業ごとに数秒は改善されると思います。
何のことやらわからないと思いますが、畳屋さんが見たら「うーんなるほどね」「俺ならこうするけどね」ってな具合です。
しかし改善につながる道具を工夫して作るのは楽しいものです。
この道具を使って明日からの作業がちょっとだけわくわくしたものになりそうです。
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