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小学生が工場見学にやってきた!! IN 一畳屋栄工場 

毎年恒例地元合志市の小学校から工場見学で生徒さんがやってきました。
今年は2校

1校は学年120名と多いこともあり、2クラス、1クラスの2日間3回に分けての見学です。
工場に入っての一言目は「いい匂い」と言う子が多いですが、中には「くさい」と言う子もいます。これも毎年の光景です。
畳を作っているので工場内はい草の香りでいっぱいです。
「くさい」と言う子はどうやら新しい畳の匂いを嗅いだことがないようで、
初めて体験する匂いに対して「くさい」と表現するようです。
これは先生からお聞きしました。
和の文化である畳ですが、文化とはその国の感性だと最近感じます。
五感のひとつ嗅覚も国々でいい香りと感じるものが違います。
つぎの世代に畳をのこす為に新しい畳がいい香りだと感じてもらえるように体験及び話をしました。
感受性豊かな小学生に畳について学ぶ場を与えていただき本当に感謝です。
今後も畳を好きになってもらえるよう工場見学を含め色々と取り組んでいきたいと思います。

もう1校は小学3年生 170名様!!
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工場いっぱいに入った生徒さんたち。

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機械で畳ができる様子の説明を聞くチーム

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畳の手縫いを体験!!

鉄腕ダッシュの効果なのか、い草についての質問を多くいただきました。
熊本県産と中国産のい草の違いとして、匂いの違いを嗅ぎ比べてもらいました。
「熊本県産がいい匂い」
「熊本の方が甘い匂い」
「熊本の方がお茶っぽい」
「中国は少し辛い」
匂いに敏感な子供たちにはやっぱり国産が良いようです。
工場内の見学は人数が多く、見えづらい点もあったので、来年の工場見学に向けて改善していきたいと思います

次男 健二郎