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小倉城に行ってきました。観光でもついつい畳が気になります。

こんにちは、一畳屋です。
先日小倉城に行ってきました。
初めていきましたが、立派なたたずまいに圧倒されました。

そのあと小倉城庭園も見学!

庭よりも畳に目が行ってしまうのは、畳屋 あるあるではないでしょうか?

障子の真ん中にところどころ線が入っています。
これは「継張(つぎばり)」(「石垣張り」とも言います)という手法。
あえて紙と紙をつなぎ合わせています。

紙の接ぎ目をデザインとして見せる張り方なのです。

御所や桂離宮、他にも一般のお茶室の障子にこの張り方が使われています。

今は障子紙は、幅が建具サイズの大きな紙がすぐ手に入ります。
昔は手で漉いた紙紙しかなく、とても貴重な物で、障子に使用する紙を少しも無駄にしないため継張りになったそうです。

畳もしっかりしたものが使われておりこだわりを感じました。

こういった伝統技法を残していけるように。

日々精進です。