八代視察
1月29日 八代にイグサ農家さんの視察に行ってきました。
今回お伺いしたのは、倉井さんと草野さん2件の農家さんです。一畳屋の主力商品を提供していただいている農家さんで、今では少なくなってきた、在来種のイグサを表皮が強く、お客様に長く使っていただけるようにという信念のもと、イグサつくりに情熱を燃やしていらっしゃいます。
畑に植えられた来年の苗、ここから上のイグサのように、原材料として使えるようになるまで1年7か月かかります。
これが、今年の苗。根が真っすぐ伸び強いイグサに育っていきます。
いぐさは、刈り取って終わりではなく、泥染め、乾燥、選別、織り、仕上げなど様々な工程を経て私たち畳店が使う、畳表となり。さらに畳屋が、畳の状態に仕上げお客様のお部屋に敷きこみます。
イグサの選別作業
いぐさ専用織機で織り上げます。
だいぶ工程省きましたが、完成した畳表です。
畳には、農家の愛情と、畳屋の愛情が詰まっています。そのうえ空気をきれいにし、リラックスさせてくれっます。改めて、畳って世界に誇れる素晴らしい敷物だなと思いました。(光)
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