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ヘリ無し畳の表替え

ここ20年ぐらいでヘリ無畳が敷かれているお宅が多くなりました。

通常の畳は長方形で縁が付いてます。このヘリ無畳は半畳(正方形)で縁を付けずに畳表を曲げ込む加工が施されています。

しかも畳目が交互になるよう向きを変えて敷き込みます。すると採光の具合で自然の市松模様が生まれます。

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この目新しさとスタイリッシュな雰囲気が人気なのでしょうか、結構普及したように思います。

弊社ホームページの【畳替え】のページでも紹介していますが、畳の工事には新調(丸ごと新しく)と表替え(畳表を新しく)と裏返し(今の畳表をひっくり返す)があります。

ヘリ無畳は裏返しができないので【新調】か【表替え】のいずれかになります。

今回は畳床(土台)がしっかりしていたので表替えをお勧めしました。

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このように施工前は畳と畳の間に隙間がありましたが土台を補修して表を張り替えます。

ヘリ無畳は少しの寸法の違いが仕上がりに大きく作用するデリケートな畳です。

なので畳を新調するときと同様に部屋の寸法を測り、その寸法を元に土台を補修し隙間のない畳を作っていきます。

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手間はかかりますが新調するよりも一枚当たり3000円ほどお安くできます。6畳間だと12枚必要なので、12×3000=36000プラス消費税分お安く和室の畳が綺麗になる計算です。

畳表の素材はイ草以外にも和紙や樹脂で出来たカラフルなものもあります。自分好みのオシャレな和室にしてみるのも楽しいかもしれませんね。(慎)