イグサの産地八代に、研修に行ってきました。
全国の畳屋さんとの情報交換や、産地の現状把握を兼ねて、イ草の産地問屋さんが行う勉強会に行ってきました。
北は北海道から、南は熊本まで20件弱の畳屋さんが集結!!
地元熊本家らも、私を含めて3件の畳屋さんが参加!!
八代は、国産畳表の約95%以上を生産する一大産地ですが、
農家件数は平成元年をピークに減少の一途をたどっており、
最盛期5460件あった生産農家は平成29年度で461件に
後継者が少ないのも心配です。
その後、農家さんも合流して懇親会。
これは、畳が廃れてるとかそういう問題ではなくて、
畳好きだけど、畳替えしたいけどどこで頼んだらいいかわからない、
畳や難民になっているお客様がたくさんいらっしゃるのではないかなと感じます。
熊本は産地だから特別かもしれないと思っていましたが、
勉強会に来られている、全国の畳屋さんにお伺いしても
商品説明すれば、ほぼほぼ国産の畳表が選ばれるというのです。
現状はというと国産の畳表は全体の供給量の 2割しかないのです。
どういうことなのでしょう?
年に数回勉強会に参加しますが、半分は同じ顔ぶれということもたびたび・・・
産地がなくなってしまうのはすごく困ります。
畳屋、生産者、問屋、畳業界が一丸となって和の文化「畳」を守っていかねば!!
そのために自分が何ができるかを考え、実行していきたいと思います。
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